Complete text -- "四国「偏」路〜その5〜"

11 August

四国「偏」路〜その5〜

 大歩危・小歩危は、吉野川によって結晶片岩が削られてできた渓谷で、大歩危から北は徳島県、岩瀬方面は高知県になるようです。というわけで、これで四国全県を制覇したことになる。ちなみに「足場の石の間隔が狭く大股で歩いては危ない大歩危、足場の石の間隔が広く小股で歩いては危ない小歩危」というのが地名の由来とか。大歩危はたしかに岩場がごつごつした感じはあるが、それほど曲がりくねっていない。国道の感じからすると小歩危のほうが曲がりくねっているように思う。ともかく、大歩危・小歩危を散策したということで、徳島でも遊んだことになる。

 最終日。ホテルの脇の道を山へ登っていき、児啼爺の像へいき、そばにあったわき水をペットボトルにつめる。Uターンして、再度藤川橋までもどり、そこから32号線を南に進んで、岩原にあるラフティングのショップに到着。着替えをし、安全装備を装着してバスに乗り込み上流の出発点へ向かう。説明のあと、ボートに乗り込んでラフティング開始。オーストラリアでやったときのほうがもう少し急流だったのと、ガイドがわざとボートをひっくり返したりと遊びがあったように思う。ちょっと安全マージンをとりすぎている気もしなくもなかった。ラフティングをした流域は高知県であったので、高知県も通過しただけでなく、遊んだことにもなる。
 ショップそばの岩場で終了。着替えて、ラッシーとチキンロールを食べて、高松の行基の湯へ向かうことに。32号線を北上、池田町方面に進路をとり、井川池田ICから徳島道へ。脇町ICでおりて、193号線を北上。塩江温泉にある行基の湯へ。いってみると、道の駅に併設される形になっていた。温泉につかり、遊びの疲れをとった。ラフティングで相当日焼けをしたようで、かなり手足にお湯がしみた。よくみると、足の甲にはサンダルのバンドの跡がついていたし、腕はドカタ焼けになっていた。これで香川県も通過だけでなく、遊んだことに。めだたく四県全部を制覇し、それぞれの県でそれなりのお金を使ったから、些細だが地域貢献もしたことになろうか。
 温泉の隣の行基庵でそばを食べようとしたが、ちょうど昼食時の混雑後で、これからそばをうつので待って欲しいといわれる。しょうがなしに、そのまま空港へ。空港のそばに来るとうどんやの看板がみえたので、高松に来たのだからと、うどんを食べることに。うどん打ちの実演をみせる店作りの上に、店内にはかなり多くの著名人の色紙がならんでいた。かわたうどんでうどんとおでんを食べたあと、空港で荷物を下ろし、ちかくのトヨタレンタカーでを返却。これにて仕事の隙間をぬっていった旅行は終了。

# レンタカーを借りて走り回ったのでかなり自由の行動できた。ただ、ふだん乗っている車とくらべ、排気量が半分くらいなので、どうしてもトルク不足の印象がぬぐえなかった。車両重量を割り引いてももう少しトルクのある車のほうが運転しやすい。久々にコラムシフトだったので、バックとドライブの切り替えが慣れるまでスムーズにできなかった。あともう少しシートに金をかけて欲しい。これはこのクラスの車に要求するのは無理なのだろうか。プジョーなどのリッターカーのほうがもっとよいシートになっている気がする。
 ナビは、地図替わりに便利だった。ルートはナビよりも自分で探す方がよいのかもしれない。むしろ、初めての道でとるべき車線や曲がる方向、交差点、ジャンクションでの進路を示してくれるところがよいところかも。首都圏や近畿圏など運転する道はほとんど道がわかるので、今のところ自分の車につける必要性はあまり感じない。
07:28:19 | dolus | | TrackBacks
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