09 August

四国「偏」路〜その３〜

　三日目。西条国際ホテルを出発し、瓶が森へ向かうことに。国道11号線にでて、194号線を高地方面へ左折。５キロ以上もある新寒風山トンネルを抜けてすぐのところを旧道方向へ戻っていき、旧寒風山トンネル手前を石鎚山方向へ左折。しかし、この旧道は高知と西条を結んでいたとは思えないほど、ひじょうにつづら折りで、勾配の険しい細い道。新トンネルの恩恵はかなりあります。
　ちなみに、新寒風山トンネルでちょうど笹ヶ峰と伊予富士の県境をこえることになり、これで高知県へ。旧トンネルから石鎚山へ向かう道も、伊予富士の尾根づたいに高知県を走っている。西条から１時間ほどで瓶が森の茶店と駐車場に到着。瓶が森の登山道入口から駐車場当たりまでがどうも愛媛県になるらしい。瓶が森山頂は愛媛県。

　笹と山野草のしげる登山道をとりあえず女山（山頂）方向へ向かうことに。他にもこんな花やそんな花やあんな花が。しばらく緩い坂道を登っていくと、氷見二千石原へ到着。山頂もよく見えるが、ここから先には笹と草と木しかなく、目的のものは駐車場近辺の道路沿いにしかないことがわかった。多少種類は違うが同じ仲間もたくさんいる。赤みがかった方が紅糊空木、白い方は普通の糊空木。いずれも紫陽花の仲間。

　とりあえず、目的を達成したので、温泉も兼ねて、大歩危・小歩危へ向かうことに。吉野川には鮎もいることだろうし。一路、来た道を西条方面へ引き返し、国道11号線へもどり、いよ西条ICから松山自動車道を高松方向へ。ナビによると高知自動車道の大豊でおりるように指示しているのでそうすることにした。
　途中、入野パーキングエリアで昼食をとる。ここはパーキングエリアの食事としては、値段も手頃で、美味しい。東名・名神の各店もここを見習って欲しいものだ。

　いずれにせよ、これで三県目を制覇？