Archive for 23 May 2005
23 May
学問としてのforensics
digital forensicsやinformation forensicsの紹介や話をきいていると、そこでは、技術的な手法やアプローチあるいはその法的な裏づけなどに焦点があてられます。プラグマティックな手法が盛んなアメリカにおける状況をベースにしたものが多いためにそのような話になるのかもしれません。あるいは、まさに使用されている技術的な手法であることによるのかもしれません。しかしながら、当面の技術的な手法や運用、法制度だけに目を奪われていては、おそらく学問的な発展は期待しえないように思われます。たしかに当座の運用や手法の開発だけをみれば、今なにをしているのかだけをみていけばたりるのですが、新しい問題への展開、一定の新たな制度的枠組みの導入、未知の問題への対応などをきちんとしていこうとするときには、理論的な枠組みを構築しておいたり、あるいは体系的な枠組みを検討しておくことも必要になってくることが多いようです。
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dolus |
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