Complete text -- "機会はあった。継続中でなかった。"

13 December

機会はあった。継続中でなかった。

下記の判例が早速掲載されていました。やはり、理由は、
「被告人は,財布等を窃取した後,だれからも発見,追跡されることなく,いったん犯行現場を離れ,ある程度の時間を過ごしており,この間に,被告人が被害者等から容易に発見されて,財物を取り返され,あるいは逮捕され得る状況はなくなったものというべきである。そうすると,被告人が,その後に,再度窃盗をする目的で犯行現場に戻ったとしても,その際に行われた上記脅迫が,窃盗の機会の継続中に行われたものということはできない。」
というものでした。どこにも、窃盗行為が終了した後には事後強盗たりえないなどとは書いていません。

22:33:42 | dolus | | TrackBacks
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