Complete text -- "ふぁっく"

29 March

ふぁっく

と読むと下品らしいFAQ。いままでずうとそう読んでましたorz
 デジタルフォレンジックで刑事手続が話題になるとき、いつも出てくる質問が、「現場の捜査官や鑑識が不正するのを防げない」とか「デジタル証拠といっても捜査官が不正をしたら終わりだ」というもの。FAQです。
 でも、証拠の真正性や証拠保管の継続性(適訳でないかも)ということを確保するためのプロセスがデジタルフォレンジックだということで、そのためにもある程度の標準化が必要だということを前提にした上で、さらにこのような質問がでるのでしょうか。

 もうすこしいえば、デジタル証拠ではなく、血痕や指紋、あるいはもっと一般的な物証といわれるものですら、捜査官が不正をすればどうするのかということになるわけで、それぞれの証拠の特性に応じた形でプロセスとして保障するしかないという気がします。そういうことを含めた上でのデュー・プロセスということではないでしょうか。

 なお、デジタル証拠の場合、一旦証拠化してしまえば、検証・鑑定しても、滅失しないということも、別の特性として重視すべきではないでしょうか。
03:19:04 | dolus | | TrackBacks
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