Archive for October 2004

10 October

加藤摩耶「刑法における自己決定の意義と射程」

広島法学26巻3号に掲載されていた論文です。先週のマスターの授業で扱いました。
 個人を相互に補完し補完される共生的存在としてとらえ、自己決定の問題を自己決定を取り巻く社会的「場」を重視して考えるべきであるとし、その「場」において強者と弱者の関係を放置したまま、自己決定を論じるのは妥当でないというものです。

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20:59:41 | dolus | No comments | TrackBacks