ぼちぼちいかな

　仕事が溜まってます。書類を書かないと、プロシージャーも書かないと、依頼原稿もあったような。論文も読まないと。鑑定人の機能、オービスのような自動記録装置による記録が伝聞か否かも、調べておかないと。

　タイトルをみて
　「ぼちぼち」とか「勉強してます」というと商売やっているみたいに思える。コンテキストにより意味が変わる一つの例ですね。ついでに、コンテキストによる言葉の意味と関連して、最近はわからないけど、昔からの商売人では、「もうかりまっか？」ときかれて「ぼちぼちでんなぁ」と答えたなら、けっこう儲けているととられたもの。それほどでもない、という意味はない。儲かっているんだと見栄を張っていうときもあるが。話し手は、コンテキストから微妙なニュアンスを伝えるし、聞き手もそれを探るという妙がある。
　大阪（おそらく京都も）の街中でまっとうに育ったなら、高校で習うような古文の読解は苦にならない。敬語の使い方や言葉のやりとりで、意味を伝えるところが似ている。とは、たしか高校の古文の先生の言葉。
　共通の先行理解があるから、文章の読解やコミュニケーションが成立するということも、そのころいわれた気がする。このころに、志向的行為論の端緒があったのかもしれない。