Archive for September 2005

29 September

阪神優勝\(^_^)/

 阪神優勝の祝賀バーゲンの案内が早速メールできました。
 いろいろなお店で優勝セールがあるでしょう。o(^o^)o ワクワク
 でも、成績評価については、バーゲンがありません。あしからず。
22:53:46 | dolus | No comments | TrackBacks

26 September

つよき信念、たかき理想

 幹事代表という名板貸でやっていた同窓会が無事終了。約450名中約190名の参加であった。裏には細かな勧誘の電話をした人たちがいて、成功は彼らのおかげなのだが、お世話になった先生方からはもったいないねぎらいの言葉をいただいた。
 校風のせいか、逞しい女性が多く、活躍している人たちが多いし、結婚しても普通に働いていたり、離婚、再婚なども目立っていたという印象。自立(の可能性)が決断を早めているといったら怒られるだろうか。
 われわれの学年は、相当数が文系へと流れたのに、意外にも1割以上医者になっている者がいるようで、少々驚いた。テレビに出演したことが話題になるような年にもなってきていたりする。まぁ、おわび会見でおじぎをしているところか、アナリストして株式市況を説明するところか、キュレーターとしてか、レフリーとしてかetc...どれがよいのかは、人それぞれ。
 それでも、だらだらと集団でたむろし、行動するところは、在学中からの習性で、そこは変わっていなかった。
 地縁・血縁が色濃く目に見えない形で横たわる地方大都市の学校なので、そこに暮らすかぎりこの学校のつながりが有形・無形に存在していて、なにかと世間の狭さを実感させられることも多い。そこに息苦しさを感じるか、喜びを感じるかも、人それぞれであろう。

 しかし、美味しそうな料理や寿司がならんでいたものの、疲れ果ててほとんど食べることができなかったのが残念。

#なんやかんやのあとで、校歌を斉唱しているとき、つよきまことにたち、たかきのぞみにいきている者は、どのくらいいたのだろうかと最後に思った。
01:53:52 | dolus | No comments | TrackBacks

22 September

テロ対策とtrafic dataの保存

 Phone, Internet providers must keep data for up to 1 year under proposed EU anti-terror billというわけで、trafic dataを1年間保存する提案がなされたようです。注意すべき点は、logではなく、trafic dataとしていること、Internet Access Providerについては半年となっていることでしょうか。詳細な論点については、この記事にあります。
 EUの規制のあり方として、かなり前から、プロバイダの提供するサービスによって区分して、それぞれに応じてその責任の範囲を画そうということになっています。日本みたいに十把一絡げでやっちまおうというアバウトさはないです。プロバイダ責任法でも、そういった区分はないですものね。
 それから、欧州サイバー犯罪条約の頃より、ログではなく、trafic dataについては、コミュニケーションの内容よりその保護の必要性が低いというアプローチも定着しているようです。なのに、その条約の批准が認められたのに、いまだにログとtrafic dataを混同して議論しているのが日本の状況です。

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08:45:24 | dolus | No comments | TrackBacks

13 September

感動すれば、著作権処理は?なんてうるさいことをいってはいけないのか

 知という食事の最良のソースというエントリーで紹介されていたSteve Jobs氏のCommencement addressの邦訳ですが、これはこのままで問題ないのか気になります。この原稿は、どこから手に入れたものなのでしょうか、あるいは、邦訳してよいものなのでしょうか。原典の明記も、権利関係の処理についてもなにも示されていません。
 6月頃のMac関係のニュースサイトでは、この紹介がありましたので、そのときの個人的なメモからたどってみると、Stanford News Serviceによる全文紹介記事とダイジェスト映像が残っているようです。さらに、録音されたものとしてWiredAtomによるものがあります。ついでに、Jobs氏が言及していた最終号の裏表紙つきでの紹介もあります。
 ひじょうに感動したならば、ごたごた権利関係の処理はどうでもよくて、みんなに広く紹介すればそれでよいのでしょうか。そのあたりは、慎重にしておかないといけないことのような気がします。ただでさえ、ネットでは、著作権が軽視されていると思っている人たちがいるわけで、思わぬ足をすくわれたり、徒な介入をまねくおそれもなきにしもあらずといえるからです。
 権利関係だけでなく原典明記も大切なことです。上記のStanfordのサイトのテキストと音声を比較するとわかりますが、微妙に違っています。どっちが公式のものといえるのかということも含め、いずれに依拠したのかということも、重要なことです。
# ついでにいうと、テキスト、映像、音声すべてを見聞きしてみると、邦訳自体、それほど上質のものではないという気がします。間違っているというわけではないのですが。。。。
13:15:24 | dolus | 1 comment | TrackBacks

ある先生の悩み

 選挙関係についても結構書きたいことはあったのですが、萎縮効果がはたらいて、やめました。

 法科大学院設置後の研究者養成のあり方は、各大学によっていろいろなようですが、大きく分けて、既存の修士課程を残しておくタイプと実定法関係は修士課程を廃止し、法科大学院修了者(あるいは新司法試験合格者)のみを博士後期課程に入学させるタイプとあります。例えば、前者が早稲田、慶應、後者が東大、京大などです。
 伝え聞くところでは、後者の制度の大学の某先生(専門は刑事法じゃありません)は、法科大学院卒業生からしか研究者を養成しないことで、早稲田・慶應に研究内容や研究力?といったものが追い抜かれるのではないか、憂慮されているということでした。一つは、大手事務所による青田買いが激しく、しかも研究者となるよりもはるかに高額(倍以上)の給与を提示して、優秀な学生を集めている現状で、あえて研究者になろうというモチベーションをもちうるのかということです。もう一つは、法科大学院入学時あるい在学時に英語の力をチェックでき、あるいは鍛えることはできても、それ以外の言語を習得させることは困難であることです。
 特に後者のほうは深刻らしく、法学の研究をやっていく以上、複数の言語を習得して、原典をあたることが必要なのに、法科大学院卒業すると、最低でも24〜5歳で、その段階で、ドイツ語やフランス語などを基礎から習得することなど難しいのではないかということのようです。そうすると、修士課程で、第二ないし第三言語の習得・鍛錬が可能となる早稲田などの研究者養成に負けてしまうというのです。

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12:47:22 | dolus | 2 comments | TrackBacks