Archive for June 2005

28 June

親知らず

 ようやく時間がとれたので、抜歯してきました。もともとあごの骨が大きいので、生えた親知らず3本とも、まっすぐ生えていましたから、親知らずという理由で抜歯の必要はなかったのです。でも、2年前の歯医者の事前の告知で、親知らずに虫歯ができています、痛くなったら抜きましょう、といわれ、とうとうその日がきたわけです。
 ちなみに、所要時間は15分ほど。施術自体は1分くらいでした。あっさりしたものです。ぬうこともなく、3分間圧迫止血して終了。前回の親知らずは、負担をかけすぎて、盾にまっぷたつに割れた後での抜歯でしたし、根がひねくれていたので、30分くらいかかりました。まぁ、これだけ無痛治療をやってくれたので、感謝せねば(-人-)
#ラグビーやっていたときの影響で、10代後半から20代のときに奥歯はぼろぼろになってますから。
昨日は、鎮痛剤か麻酔でトリップして、少々(^-^)/は〜い。今日は、少々腫れていて、隣の歯が浮いた感じ。なので、今日はうまくしゃべることができるのやら。サイナスがひびく。
06:11:31 | dolus | 1 comment | TrackBacks

21 June

味百仙

http://ajihyaku.exblog.jp/
刑法学者御用達の店らしい(嘘)
前日に分科会の打ち合わせをしたところです。料理よし、酒よし、雰囲気よし、と三拍子そろってます。
 しかし、この店に、中野次雄先生の話題が出るような契機が存在しているとは、誰も思わなかった。もしかして、一番驚いたのは、○○会員だったかもしれない。
もっとも契機が存在していても、この不知については、錯誤に相当性があるはず。
04:32:39 | dolus | No comments | TrackBacks

14 June

評決の理由

 マイケル・ジャクソンに無罪の評決がでたというのが、今朝のニュースです。それはそれですが、目覚ましをみていたら、現地記者とのやりとりで耳を疑うような質問が。
「無罪の理由について、裁判所か陪審員はどのように説明しましたか」
「まだそのような発表はありません。」
元NHKアナウンサーとあろうものが、評決の仕組みというか、陪審裁判を知らなくて、よくキャスターをやっているものと、ちょっと呆れ気味。知らなくてもあらかじめ下調べしておくものではないのかと思うのですが。
 続いて
「この後、検察側は控訴するのでしょうか。」
というのも、視聴者にわからせるための質問ではなく、本当に知らないのだと思ってしまいました。
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07:08:37 | dolus | No comments | TrackBacks

12 June

愛がないことの証明

 官能小説の次は、淫行条例。
 東京都青少年の健全な育成に関する条例が改正されて、18条の6が追加され、「何人も、青少年とみだらな性交又は性交類似行為を行つてはならない。」という規定が追加されました。
 しかし、都議会あるいは都庁は、最大判昭和60年10月23日刑集39巻6号413頁およびそこで議論されたことをきちんとふまえていないようです。まず、「みだらな性交または性交類似行為」というのは淫行の置き換えにすぎないようです(同判決の牧裁判官の意見参照)。だったら、この事件で、淫行の概念がわかりにくいと問題提起されたのだから、ちょっと考えれば、定義規定を盛り込むべきであったと考えるのですが、それをさぼっています。
 また、最高裁は、淫行を「青少年を誘惑し、威迫し、欺罔し又は困惑させる等その心身の未成熟に乗じた不当な手段により行う性交又は性交類似行為のほか、青少年を単に自己の性的欲望を満足させるための対象として扱つているとしか認められないような性交又は性交類似制為」と解釈し、「『淫行』を広く青少年に対する性行為一般を指すものと解するときは、「淫らな」性行為を指す『淫行』の用語自体の意義に添わないばかりでなく、例えば婚約中の青少年又はこれに準ずる真摯な交際関係にある青少年との間で行われる性行為、社会通念上およそ処罰の対象として考え難いものをも含むこととなつて、その解釈は広きに失することが明らかであり、また、前記『淫行』を目して単に反倫理的あるいは不純な性行為と解するのでは、犯罪の構成要件として不明確であるとの批判を免れない」としています。
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00:38:15 | dolus | No comments | TrackBacks

11 June

Kings and Queens

 携帯小説の女王っていらしたのですね。20〜30代の女性に人気の作家だそうです。とすると、通勤電車内では、OLは携帯で「いじわるペニス」を読み、おじさんたちは日経で「愛の流刑地」を読んでいるという構図が成立していたかもしれません。携帯と日経いずれもカモフラージュには最適なアイテムなのでしょう。
 ところで、帰りの電車内でも、日経の朝刊を携えて、読んでいる人がけっこういらっしゃるのですが、なぜ、夕刊でないのか、不思議だったんです。もしかして、愛の流刑地を読むためにとっておいたのかも。。。。。。


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22:42:59 | dolus | No comments | TrackBacks